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2017年05月19日

抹香と線香の2種類がある仏式の葬儀のお焼香

葬儀に参列するということは亡くなってしまった人にお別れを言いに行くということだとも言えます。その方法は仏式の葬儀の場合はお焼香と合掌です。この作法は宗派によって異なっています。抹香をつまむ回数は1回から3回といろいろです。

また、つまんだ抹香を香炉へ落とすときの作法も宗派によっては額にいただかないなど異なります。基本的な作法は、まずは香炉の手間で一礼して祭壇の前に進みます。次に親指、人差し指、中指で抹香をつまみ押し頂き、抹香を香炉にくべます。

そして合掌して一歩下がって僧侶と遺族に一礼します。葬儀を行う会場や参列者の人数によっては回し焼香の場合もあります。隣から香炉が回ってくるので、両手をそれを受け取り自分の正面に引き寄せます。終わったら次の人へ回します。

お焼香の種類にはもうひとつあって、それはお線香で行います。お線香の場合も、そのあげ方は宗派によって違いがあります。お線香を立てずに横にする宗派もあるようです。ろうそくの火でお線香に火をつけますが、火をつけたあとに口で火を吹き消すことをしないように注意しなくてはなりません。

手をあおぐなどして消すことを覚えておく必要があります。それぞれ種類や宗派によってその作法は異なりますが、大切なのはお悔やみの気持ちです。宗派とは合わないことをしたからといって失礼にあたることはないので、そう緊張する必要はないようです。

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