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2017年05月20日

広い座敷が少ない現代では回し焼香が一般的

ご葬儀や法事では刻み香りを使って、必ず霊前への焼香が行われます。その香気によって仏前を清め、香気を霊に手向けるものとされ、焚香とも言われています。人生に何度も経験することではないので、作法をきちんと覚えていない方が多いのも事実です。

あまり人に聴けるものではありませんので、知らず知らずに間違った方法で行っていることがあるかもしれません。大勢の前で恥をかく前に、正しい方法を覚えることが大切です。また、焼香には、座礼、立礼、廻しなどがあり、宗派によっても仕方や回数が異なってきます。

正しいマナーを身につけ、恥をかかないように心がけましょう。人々が次々と移動ができる場合は、霊前に出てきて行われることが多いですが、和室では大勢が移動できる余地はないため、回し焼香が行われることが多いです。

遺族や会葬者が席にいるままで、香炉を隣りの人へと移動させる方法です。全員が座ったままの状態で、順番に行われていくので、広い座敷のあまりない現代にはとても便利な形式と言えます。自宅にてお葬式が行われる場合、和室の座敷で行われることが多いです。

最中には遺族や僧侶へ礼をすることはできないため、最初と最後に全員そろって行うのが一般的のようです。

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