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2017年05月25日

知っておきたい焼香・線香の基本的作法

お通夜や葬儀の際には、故人を悼み焼香や線香をあげます。それぞれ宗派や地域によって違いがありますが、あくまで故人のご冥福を心を込めて祈る気持ちが大切となります。そこでここでは、両者の基本的なマナーをご案内致します。

まず、基本的な焼香の作法は、右手の親指・人差し指・中指の三本で抹香(香木を砕いた細かい木片)を少量つまみます。そして、手を返して額の高さまでかかげます。次に、左の香炉(炭の方)の少し上に移動させ、指をこすりながらパラパラと落としていきます。

このとき、数珠は左手にかけておきましょう。次に、線香の作法ですが、ロウソクに火がついていればそのまま使い、ついていなければ自分でロウソクに火をつけましょう。線香に火をつけ、煙が出ていることを確認できたら、左手であおいで火を消します。

このとき、口で吹き消すことはタブーとされているので、注意しましょう。次に、香炉に立てます。立てるか寝かすかは、宗派によっても異なるので確認しながら行いましょう。最後に合掌し、遺影に一礼します。宗派や地域によって作法や流れに違いがありますが、上記のような基本的マナーを予め知っておくことで失礼にあたることはないでしょう。

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