2017年08月10日
お焼香のやり方としては複数存在しているため、正しく理解して葬儀のときに実行することが重要です。ポイントとして挙げられているのは、3種類のうちどの方法で実践されるかによります。会場の広さや参列者の人数によって大幅に異なりますが、立礼・座礼・回し焼香のどれかが選ばれるのですが、宗派によっても異なるため、事前の確認は必要です。
セレモニーホールのような会場を使って行う場合には、立礼が一般的となるでしょう。遺族・親族が済ませてから一般参列者が列を作って行うことが多いといえます。僧侶と遺族に一礼して、故人の写真に一礼、その後人差し指・中指・親指の3つの指でつまんで押し頂いてから香炉に落とし、数珠を持って故人の遺影を拝みます。
その後僧侶と遺族に一礼してから退場することが一般的です。座礼の場合にはたって行うのではなく、畳に座って同様の動作を行うことをさす方法です。和室の会場で行われることが一般的ですが、足がしびれないように気をつけましょう。
回し焼香とはこれらと異なり、一般家庭を会場としている場合や、それほど広い空間ではないときに行われる方法です。盆の上に乗せられて回ってくるので、立礼・座礼と同様の作法を行ってください。渡される前と後で、渡してくれた人、渡す人に一礼を行うことを忘れないようにしましょう。
なお、何回つまむかは宗派によって異なるため、前もって亡くなられた方の宗派を確認しておくと失礼になりません。